ABOUT
四季と共に生きる、
安らぎの空間
約5,000坪の広大な敷地の中に佇む
わずか14棟の離れ。
日本の伝統と自然の調和を
大切にした、贅沢な空間。
history
半水盧とは
昭和九年、日本で初めて国立公園に指定された雲仙。
豊かな自然と悠久の歴史が息づくこの地に、旅亭 半水盧は誕生しました。
開業したのは平成四年、構想から準備まで五年の歳月を費やし、四季の美しさと安らぎを求める人々のための「こころの癒しの場」として建てられました。
約5,000坪の広大な敷地の中にわずか14棟の離れが佇む半水盧は、日本の伝統と自然の調和を大切にした、贅沢な空間となっています。
数寄屋建築と自然庭園の融合
数寄屋建築と自然庭園の融合
半水盧の建物は、日本建築の粋を集めた数寄屋造りで、建築家 森辰男氏と作庭家 牧井貞二氏によって設計されました。森氏は、自然と一体となる景観を追求し、国道沿いには瓢箪型の「太閤塀」を設置しました。また、牧井氏は、自然を尊重した庭造りを行い、赤松や雲仙ツツジなどが季節ごとに異なる表情を見せ、訪れる人々に癒しを提供します。
半水盧の名に込めた
「こころの安らぎ」
「半水盧」という名は、中国の政治家・于右任の漢詩に由来しています。
文字通り「半分の水を分け合う」ことを意味しますが、
半水盧では「心の安らぎの場」として捉えています。
訪れる方が日常の喧騒から解放され、静寂と調和の中で自分自身と向き合える空間です。
また、茶道の「一期一会」の精神を大切にし、訪れる度に新しい発見と
心地良いもてなしを体験いただけるよう心掛けています。
匠の技と調度品で
飾られた空間
旅亭 半水盧の各客室には、それぞれ異なる趣向が凝らされています。
京都の宮大工の技が光る床の間、穐月明氏の墨彩、童地蔵の石彫、
井戸と飛び石が懐かしい日本の風情を醸し出す玄関。
それぞれの部屋が似て非なる調度が、
ひと部屋ひと部屋にさりげなく配されています。
自然と一体となる庭園
牧井貞二氏が手掛けた庭園は、石や樹木ひとつひとつにこだわりが込められています。
東門前に架けられた特注の石橋には句が刻まれており、
灯篭のような形をしていて、風格と趣を感じさせます。
また、客室への園路には童地蔵作家 国広秀峰氏が彫刻した石柱が立ち、
訪れる人々を暖かく迎え入れます。